
安心して鍼灸を受けられますように




必要最小限の施術でいかに最大限の効果を得て、早期回復を目指せるかを日々研鑽しています。
(写真:注射針との比較)
注射針は皮膚や血管を破るために先端がナイフのようにカットされていますが、鍼は皮膚や繊維の間をかき分けて入るように先端は丸みを帯びています。

鍼灸治療の対象となる症状は幅広いため、世界的に認められている鍼灸の適応症として世界保健機関(WHO)の情報(参考:公益社団法人 日本鍼灸師会)が発表したものを一般的な例として挙げておきますので参考にして下さい。
鍼灸というと「腰痛、ぎっくり腰、五十肩などに良いようだ」「お年寄りがやるもの」「料金が高い」というイメージを今だに抱く人が日本では多いようですが、海外にまで目を向けるとメジャーリーグなどプロスポーツの現場に携わるトレーナーにとっては必須の治療技術ですし、病院での保健医療費が高く国民に大きな負担となっているアメリカでは、予防医療の意識の高さもあり、とくに軽い症状の時は病院よりも先に鍼灸など代替医療を選択する人が国民の1/3にのぼるという調査結果があります。
当院には今まで悩んでいた症状に対して
・検査はしたけど原因がわからず病院ではなにもしてもらえない
・クスリにばかり頼らないで根本的に身体を良くしたい
・痛い治療、つらい治療はしたくない
・整体院などで良くなってる実感がないのに通わなくなると怒られる
・女性でも安心な治療院を探している
・話を聞いてもらえない
といった方達が来院しています。



正確な名称は「はり師」と「きゅう師」の2つに分けられていますが、両方の資格を取得している場合がほとんどなので「鍼灸師(しんきゅうし)」と呼んでいます。
「はり師」「きゅう師」は養成施設(専門学校や大学)で必要単位を取得し国家試験に合格した者だけが取得できる免許です。取得には3年以上の期間が必要になります。

昔のディスポーザブル(使い捨て)の鍼が無かった時代には、鍼が折れてしまう医療過誤がありました。しかし、現代の品質が向上した鍼では折れたりする事故は無くなっています。

鍼は使い捨てで施術の直前に開封しますので、雑菌やウィルスから守られています。院内のタオルやシーツ類もその都度交換し清潔に保っています。また、施術者は頻繁に手指の洗浄・消毒をおこなっています。

鍼灸治療は安全性の高い治療法です。もちろん、資格だけ保有し実務経験にとぼしい者がむやみにおこなうと危険であることは言うまでもありません。それは病院での医師でも同じことが言えます。当院では十分に経験を積んだ鍼灸師のみが鍼施術をおこないます。
当院では患者様に危険が及ぶような行為や、症状が悪化するリスクから患者様を守るために次のことを厳守しています。
1. 危険な場所に鍼を刺入しない
2. 適切な刺入深度を守る
3. 適切な刺激量を守り、多すぎる刺激によって症状回復が遅れるのを防ぐ
上記のことを守った鍼灸治療には副作用がありません。薬や薬品(消毒以外)を一切使わない自然な治療は、副作用のない治療をお探しの方にとっては最良の選択肢になるでしょう。