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よくある質問

当院では技術の追求と同様にコミュニケーションを大切にし、不安なくせ術を受けていただけるように努めています。みなさまから寄せられた質問・疑問に対してお答えします。

Q1: 近くで鍼灸を受けられるところを探しています。インターネットで探すと沢山あって、どこも良さそうで選べません。おすすめがあったら教えて頂きたいです。

A:私も鍼灸業界の事を全て把握しているわけではないので、その旨をご了承頂いた上でお答えさせていただきます。

いまの鍼灸業界は大きく分けて「医療系」と「慰安系」に分かれています。この二つの見分け方は次のようになります。医療系鍼灸は、症状や病気が患者さんの生活等に支障を来しているので、それを改善するための鍼灸、もしくはそれを予防するための鍼灸で、慰安系鍼灸は、病気や症状の改善が目的ではなくリラクゼーション目的の鍼灸になります。

症状に対して自分がどのようなものを求めているのかを第一に考えて選ばれると、ミスマッチは防げると思います。

Q2: 鍼灸や漢方は副作用がないので安全とのことですが本当ですか?

A:本当ではないです。

鍼の研究では、全身または局所性の副作用が確認されています(※1)いずれも一過性の副作用ですが、そのなかでも比較的多いものとして、疲労感・倦怠感、主訴の悪化、微量の出血があります。灸の場合は火傷による水疱も加わってきます。これらは受診者の個人差も大きく関わってくるところではあります。研究では発生率は最も多い倦怠感で8.2%、次に多い眠気で2.8%となっています。100人が施術を受けて、そのうち10人が倦怠感や眠気を感じるということからも副作用がないと言うことはできません。ここで気をつけたいのは、副作用と誤診を混同しないことです。また、好転反応という言い回しで副作用を認めない場面に遭遇することがありますが、好転反応と副作用は全く別ものになりますので、混同しない方がよいでしょう。好転反応という言葉は最近出てきた用語で、もとは中国の古典にある「瞑眩(メンケン)」を意訳した言葉です。実際の瞑眩の発生率は0.1%と言われていますから1000人に1人に出るかどうかです。そのため、好転反応は過剰に意識する必要はないと思います。また、「好転反応」が頻繁に起こるようでしたら、その施術はお身体に合っていないのかもしれません。

鍼も灸も副作用を孕んだ道具ではありますが、正しい医療知識と専門技術をもって扱うことによって有益をもたらしてくれる優れた道具でもあります。

<<参考文献>>
(※1)Yamashuta,H,et al. : Incidence of adverse reactions associated with acupuncuture. J Alterm Complement Med.,6(4)345-350,2000

Q3: 鍼は痛くないの?

A:痛みはありません。

ハリと聞くと、より身近な「注射針」をイメージしてしまいますが、当院で使用する鍼は細さが0.14mm〜0.2mm(髪の毛ぐらい)のものです。そのため鍼の刺入は分からないことがある一方で、受け手の感受性にもよりますが、刺入時に皮膚をつねられた感覚が出てしまうことがあります。

また、痛みとは違いますがグググッ〜とかズーンと重たく感じることがあります。これは「響き」「得気」という鍼特有の感覚です。こういった響きが苦手という方もいらっしゃいますので、当院では刺さない鍼(接触鍼)もご用意してありますのでお気軽に申し出てください。接触鍼にしか出せない施術効果もあります。

Q4: 鍼灸って年寄りになってからやるものでしょ?

A:鍼灸に対しそういったイメージを抱いている方がいまだにいるのは事実ですが、私がこれまでに診てきた患者さんは年代別に多い順で、30代>40代>50代>60代>20代>70代>80代>90代>10代以下>100代、です。

Q5: 施術を受けた後で気をつけることはありますか?

A:施術を受けてから1〜2時間は、激しい運動は避けゆっくり過ごされることをおすすめしています。過度の飲食も控えた方が、より身体は回復が促され、ご自身もその変化に気づきやすくなります。夜は入浴後は温かくしてお過ごしください。施術後はいつもよりご自身にやさしくしてあげてください。

Q6: 施術を受ける前に気をつけることはありますか?

A:アルコールの摂取後や満腹時、入浴直後のお身体ですと正確な状態が把握しづらくなりますのでお気をつけください。

Q7: プロスポーツ選手が鍼灸を受けているって聞きました。

A:スポーツトレーナーの中には鍼灸師の資格を持って活躍されている方もいらっしゃいます。どのスポーツも職業となると現役で活躍できる年数は長くはありません。コンディションを維持するのに鍼灸が役に立っているというのは、鍼灸師として光栄です。

Q8: 前に鍼灸を受けたと所では病院のクスリをやめるように言われたのですが。

A:その鍼灸院の治療方針もあると思うので何ともお答えできませんが、当院ではそういったアドバイスは積極的にはいたしていません。当院では医療過誤を防ぐ目的と施術の参考のために、問診で他の医療機関でのことなどをお聞きしていますので、その際に服用中のお薬のことなどもお伝えください。

Q9: 気とか使えますか?

A:「あなた気配りができますか」と言われているようでハッっとしますが、そっちではないですね(笑)。

「気」というと相手に触れずに「ハ〜〜!」とか言って吹っ飛ばすイメージが強いようですが、私はそれはできません。真似でよいならサービスします。聞いた話ではそういった技をやる側も相当疲れるようです。

当院が取り入れている碓井流活法には「気の還流」や「気の放電」「オーラ」というような、字面だけを見ると怪しげな(笑)ものも身体観察のなかで出てきますが、活法を行なう上での共通用語というだけで蓋を開けるとただの解剖生理学であったりします。普段の施術で行なうわけではありませんが、人によって、場合によっては身体の特性を知ったり、身体能力を引き出すのに有効と判断できる時があり、その時には治療術としていわゆる「不思議系」を用いることはあります。

そういうネタは沢山ありますよ〜〜〜。そういうネタ面白いからもっと質問してください!

Q10: 鍼で神経を傷つけたりしませんか?

A:心配はごもっともですが神経を傷つけることはまずありません。国家資格者である鍼灸師は解剖学や生理学といった医療知識の基本を持ち合わせていますのでご安心ください。

また、神経繊維(細胞)は体細胞の中でも特に大きな細胞で弾力性があり丈夫です。当院で用いる鍼は細くて柔らかい物ですので神経に当たっても傷つけるには至らなく安全です。

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